年度 |
内容 |
平成6度 (1994年) |
- ステージアナウンサー養成講座、ステージサブオペレーター養成講座開講。
(当初は1期3年で実施。現在は1期2年で修了。司会進行やアナウンス、技術補助ができる市民を育成)
- サザンクス筑後開館。(平成7年3月1日)
- 開館記念オーケストラ付合唱組曲「いのちの祝祭」制作。
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平成7年度 (1995年) |
開館1周年記念事業として、オーケストラ付合唱組曲「いのちの祝祭」を、 熊谷弘指揮、九州交響楽団、東京混声合唱団、市民合唱団により演奏。 |
平成9年度 (1997年) |
サブオペレーター・アナウンサー養成講座卒業生でつくるホールボランティアクラブ(SOAC / サザンクス筑後・ステージサブオペレーター・アナウンサークラブ)が発足。 |
平成10年度 (1998年) |
子ども向けミュージカル講座「こどものためのえんげきひろば」を開講。 (以降毎年開講) |
平成11年度 (1999年) |
開館5周年記念事業として、ベートーベンの「第九(合唱付)」を、 熊谷弘指揮、九州交響楽団、東京混声合唱団、市民合唱団により演奏。 |
平成13年度 (2001年) |
- 旧文化庁移動芸術祭「カルメン」公演時の地元特別出演のため、臨時の児童合唱団を結成。オペラの実演団体「二期会オペラ振興会」と共演。(翌年、「筑後児童合唱団」として正式に発足)
- 国民文化祭・開館10周年記念市民ミュージカル制作を企画、台本制作を委嘱。
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平成14年度 (2002年) |
一般向けの市民ミュージカル講座を開設。(演技、歌唱、振付の基礎講座) |
平成15年度 (2003年) |
- 開館10周年記念・筑後市制施行50周年記念、国民文化祭ふくおか2004とびうめ国文祭「ミュージカルフェスティバル」参加作品として、筑後市民ミュージカル「彼方へ、流れの彼方へ」内容発表。中間発表を数回行う。
- 地域通貨「サザンカ通貨」をはじめる。「サザンカ通貨」は、プレ国民文化祭および国民文化祭の運営ボランティア、サザンクス筑後主催事業の制作ボランティアの対価として発行し、サザンクス筑後主催講座受講料、イベントチケット代、施設利用料に充てることができる。
- プレ国民文化祭「太鼓の祭典」を開催。
- 地域創造助成事業「公共ホール音楽活性化事業」で、アウトリーチ事業に取り組む。
(バイオリニスト礒絵里子氏とともに筑後市内の小学校等をまわる)
- 筑後市内の全11小学校と合同鑑賞会を企画。低学年、中学年、高学年に分けて実施し、全児童の劇場での芸術鑑賞機会を提供。(以降毎年継続)
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平成16年度 (2004年) |
- 「彼方へ、流れの彼方へ」11月12日、13日の2日間に3公演実施。約3,000人を動員。
- 国民文化祭ふくおか2004とびうめ国文祭「全国太鼓の祭典」(11月3日)を開催。
- 国民文化祭ふくおか2004とびうめ国文祭「ミュージカルフェスティバル(11月13日、14日)」を開催。
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平成17年度 (2005年) |
市民ミュージカル再演を求める署名運動が始まる。市民7,000人分の署名が筑後市に提出され、筑後市は再演のための財政支援を決定。平成18年3月に「彼方へ、流れの彼方へ」再演。 |
平成18年度 (2006年) |
- 市民ミュージカル出演者を中心に、CMC筑後ミュージカルカンパニー結成。
- 筑後市の市民オーケストラ結成を目標に「バイオリン教室」を開講。
- 指定管理者制度導入。指定管理者としての運営管理形態に変わる。
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平成19年度 (2007年) |
フランチャイズ劇団を結成するための講座「サザンクス筑後専属劇団養成講座」開講。 |
平成20年度 (2008年) |
インターネットテレビ講座を開講。講座終了後、SOACが番組を制作、配信を開始。 |
平成21年度 |
- 新たな市民参加の創造作品をテーマに「ミュージカルナンバーアンサンブルシリーズ」を、スタートさせる。
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平成22年度 (2010年) |
- 6月20日「彼方へ、流れの彼方へ」東京公演。6月26日、27日に筑後で凱旋公演。
3公演ともに満席で、合わせて約2,000人を動員。
- サザンクス筑後が、平成22年度地域創造大賞(総務大臣賞)を受賞。
受賞理由:“地元大学との連携”により市民の文化力を向上
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平成23年度 (2011年) |
- 東日本大震災復興支援事業として、筑後市民による出演や参画にて実施。
(2台ピアノのコンサート、市内在住のプロ・アマ美術家の作品オークション、近隣在住の造形作家たちの作品バザー)
- 市内すべての子どもたちに豊かな文化・芸術体験、鑑賞の機会提供をとの理念を掲げ、市内全11小学校を主な対象とした「学校&地域アウトリーチ事業」をスタートさせる(23年度は7校にて実施)。
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平成24年度 (2012年) |
- 専属劇団を「サザンクス筑後ぱふぉーまんす集団SENGEKI」に改称。定期公演のほか、筑後市内の小学校の出前授業(アウトリーチ)にも取り組む。
- 東日本大震災復興支援事業の実施。
(ビートルズコピーバンド「ザ・ストライプス」コンサート)
- ホールボランティア講座開講。
公演時の受付や会場案内などの接客を中心に約80人が学ぶ
- 前年度スタートさせた「学校&地域アウトリーチ事業」は、市内全11小学校での実施に広がる。
- 市民参加による「ミュージカルナンバーアンサンブルシリーズVol.4 小さなひろばの片隅で」は、復興支援をテーマに作品を制作・上演。『遠く離れた土地でも、作品創作により支援することができるひとつの形』と好評を得る。
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平成25年度 (2013年) |
- 平成26年の筑後市制60周年およびサザンクス筑後開館20周年記念事業に向けて始動。
- 「彼方へ、流れの彼方へ」出演者募集・稽古開始、技術補助・制作補助のスタッフ養成ほか。
- 本邦初演となる児童オペラ、小松左京作・「逃げていった子」の制作、稽古。
- 「第九」と「いのちの祝祭」演奏会。(九州交響楽団、東京混声合唱団と共演する市民合唱団員の公募、練習)
- ふくおか県民文化祭2013オープニングフェスティバルにて、筑後市民ミュージカル、矢部川流域の和太鼓団体、筑後市内の日舞団体とのステージを開催。(10月6日)
- 石巻市で被災した筑後市出身の方のご縁で、震災復興写真展「マゲナイゾ」を開催。(9月28日~10月6日)
- CMC筑後ミュージカルカンパニー、サザンクス筑後ぱふぉーまんす集団SENGEKI、こどものためのえんげきひろばの合同公演「ミュージカルナンバーアンサンブル」(12月21日、22日)の開催。
- ホールボランティアを「ホールレセプショニスト」に改称。平成25年度よりサザンクス筑後主催イベントの接客に携わるため、講座を継続。
- 「ボランティア」のあり方を見直し、新たに「サザンクス筑後デザイナーズ」のカテゴリーを設置。サザンクス筑後をより市民の身近な存在となるよう、自由な発想でサザンクス筑後という「場」を「デザイン」する人材を発掘し、活動の場を提供することを目的とする。
- 「こどものためのえんげきひろば」15周年記念発表会(3月30日)の開催。
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平成26年度 (2014年) |
筑後市制施行60周年およびサザンクス筑後開館20周年記念事業を実施。
- 市民ミュージカル「彼方へ、流れの彼方へ」(10月4日、5日)
- 児童オペラ、小松左京作・「逃げていった子」(8月10日)
- 「第九」と「いのちの祝祭」演奏会(11月9日)
- 周年事業と連携させ、「学校&地域アウトリーチ事業」を普及啓発事業として位置付け、「文化庁劇場音楽堂等活性化事業」助成金が採択される。
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平成27年度 (2015年度) |
- 「学校&地域アウトリーチ事業」5年目。プログラムを充実化。「演劇」「表現コミュニケーション」「ダンス」「ミュージカル」「JAZZ体験」等、幅広いジャンルを構築する。
- 「ちくごジュニアJAZZオーケストラ」を、プロのアーティスト7名の指導のもと立ち上げる(以降2年間継続)。
- 可児市文化創造センター・alaとの連携を開始。alaコレクションシリーズ「すててこてこてこ」を開催する。
- 東日本大震災支援事業として、第1回サザンクス筑後音楽祭を開催。
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平成28年度 (2016年度) |
- 年度はじめ、4月に「熊本地震」が起きる。筑後市内においても余震が続く5月、「ぱふぉーまんす集団センゲキ」は、〝だからこそ今”、そして〝復興支援”として、『演劇・エレガンスファイト』を上演。
- 続き、年明け1月には、東日本大震災の際に創作した「ミュージカルナンバーアンサンブルシリーズ・小さなひろばの片隅で」を再演する。
- 3月には、復興支援事業として「あの日を忘れない」を開催。
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平成29年度 (2017年度) |
- 公社役員体制改選。代表理事は副市長より教育長へとなり、中村英司が選任される。また、業務執行理事は、九州大谷短期大学教授の齋藤豊治が選任され、サザンクス筑後館長並びに総合芸術監督となる。
- 「学校&地域アウトリーチ事業」実施において採択(4年目)されてきた「文化庁劇場音楽堂等活性化事業助成金」の名称が「文化庁劇場音楽堂等機能強化推進事業助成金」変わり、また「文化芸術振興基本法」は「文化芸術基本法」と改正される中、より社会包摂・社会機能施設としての劇場の果たす役割を捉え、賑わい創出として、市民参画型事業としての「美祭(Bisai)」や、こどもの居場所づくりとしての「夏休みわいわいフェスティバル」をスタートさせる。
- また、上記の考え方のもと、「美祭(Bisai)」においては、地場産の「絣店舗」等との連携。「市民ミュージカルナンバーアンサンブル事業」においても市内吹奏楽団や市内高校演劇部との連携を図り『ミュージカル パラダイス・オブ・ギンザ』を制作する。
- 2回目となる可児市文化創造センター・alaとの連携。alaコレクションシリーズ「坂の上の家」を開催する。
- 「学校&地域アウトリーチ事業」は7年目を迎え、最大数実施となる(150回/299コマ/延べ9045人参加)。
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平成30年度 (2018年度) |
- 公社ミッションを整理し、①人材育成事業、②普及啓発事業、③賑わい創出事業、④鑑賞型事業、⑤その他の事業とする。
- 「こどものためのえんげきひろば」が20周年を迎え、全体発表会は『びりっかすの神様』を記念事業として制作・上演する。
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平成31年度・令和元年度 (2018年度) |
- 指定管理者(公募型・5年間)として、4期目のスタート。
- 年度末(令和2年2月)より、新型コロナウイルスが世界を席巻し始める中、3月27日に市内で初の感染者が認められ、翌日3月28日より館は休館となり、発表会予定の「こどものためのえんげきひろば全体会・さかさま」上演が急遽中止となる。
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令和2年度 (2020年度) |
- コロナ禍突入の1年目となる。運営管理並びに事業実施に困難を極める年度のスタート。
- 年度はじめ4月には、オンラインにより「こどものためのえんげきひろば」は開催を継続する。
- 5月。「こどもあーとギフト事業(YouTubeチャンネルを開設)」を開始。サザンクス筑後にゆかりのあるアーティストの支援目的も踏まえ、映像を作成していただき、市内の子どもたちに向けて発信する事業を開催する。
- また、施設利用が不可能となり、劇場での公演が出来なくなってしまった市内文化団体、学校等、利用者に向けた映像を作成、配信を行なう。
- 6月。市内9保育園幼稚園にむけて、九州管楽合奏団とともに、生演奏配信を開催する。
- 8月。コロナ第一波下降時、サザンクス筑後で開催された「少年の主張福岡県大会」において、「こどものためのえんげきひろば」は、コロナ禍を生き抜く作品「レガシー」を上演する。
- 9月以降。「学校&地域アウトリーチ事業」は、「だからこそ今…」と言う学校側からの依頼により、結果9校にて実施の運びとなる。
- 専属劇団「ぱふぉーまんす集団センゲキ」は、コロナ禍等の事情も相まり休止。
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令和3年度 (2021年度) |
- コロナ禍2年目の年度。
- 館としては「災害時の避難所指定」となり、災害時の業務も市とともに協力体制を取ることになる。
- 7年間採択されていた「文化庁劇場音楽堂等機能強化推進事業助成金が不採択となり、またコロナ禍も相まって、自館も含む全国の中小規模市町村にある会館の経営困難さが露呈する中、全国公立文化施設協会全国大会等で、連携、救済の意見を発信する。
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令和4年度 (2022年度) |
- コロナ禍3年目の年度。
- 感染対策を確実に行なう中、貸館や文化振興事業を随時開催。
- 「アウトリーチ事業」を「アートミーツ事業(学校関係)」「アートスタート事業(保育園幼稚園関係)」と改名し、小学校においては、市内全11校での開催が復活する。
- また、20年来継続してきた「筑後市内小学校合同鑑賞会」も、1.3.5年生に限って再実施となる。
- 文化庁コロナ禍補正予算による「アートキャラバン事業助成金」が採択され、海外招聘作品3作品を実施。
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令和5年度 (2023年度) |
- 昨年度に引き続き、文化庁コロナ禍補正予算による「アートキャラバン事業助成金」が採択され、海外招聘作品1作品を含む、5作品を実施。またこの予算により「あーとま塾2023at福岡・ちくご」を開催。越境文化の考え方にもとづく学習機会の提供・を、より幅広い分野に向けての開催を始める。
- コロナ禍縮小して開催していた「美祭(Bisai)」を従来の規模にて開催する。
- 「こどものためのえんげきひろば」を「こどものえんげきひろば」と改名。25周年記念事業として、「アドバンスクラス公演・カーテンコール!」並びに「大同窓会」を開催。同時に、25年の成果の外部評価事業を実施する。また、25周年記念事業として、コロナ禍突入時、中止となった発表作品「さかさま」を上演(令和6年3月予定)。
- 『表現現教育講座「こどもの(ための)えんげきひろば」を中心とした「サザンクス筑後」の優れた取り組み』が評価され「日本アートマネジメント学会賞」を受賞する(12月、受賞式予定)。
- なお、この年度より「筑後市第3次教育大綱に『文化・芸術による青少年の健全育成』」の表記が明文化された。
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