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小学校アウトリーチ事業
2020年度に10年目を迎えたサザンクス筑後が芸術家を派遣して実施しているアウトリーチ事業は、近年、筑後市内の全小学校で実施してきました。しかし、新型コロナウイルスの影響で学校も休校になり、一旦、全て白紙になりました。
休校明けに再度、学校とアウトリーチ事業実施の有無に関する調整をしたのですが、11校中9校で実施したいとのお返事をいただきました。
2校は授業が時数不足などの理由で実施見送り。
6月から12月までの間で演劇42コマ、発表会のための演劇8コマ、ダンス体験22コマのアウトリーチを行いました。
学校のアウトリーチ事業への理解とご協力によって、想像していた以上に早く多くの学校で活動を再開できました。
小学校でのアウトリーチ事業は、サザンクス筑後が依頼した俳優、劇作家、演出家、ダンサーらが学校に出向く演劇やダンスの出前授業。
子どもたちがアーティストたちの指導を受けながら、演じたり、踊ったりといった芸術体験によって、表現力や他者とのコミュニケーション能力を培ってもらうことを目的にしています。
コロナ禍で小学校の運動会が軒並み中止となり、身体を自由に動かす場を失っていた筑後市の児童たち。
2020年度のアウトリーチ事業では、コロナの緊張から一時解放され、アーティストたちといつも以上に生き生きと体を動かす子どもたちの表情が印象的でした。