芸術復活ののろしを公共ホールから
サザンクス筑後のコロナ禍での事業
新型コロナウイルスが猛威を振るい始めた2020年春、全国各地の公共ホールと同様に、私たちサザンクス筑後も動きを止めました。
今できることから芸術のともしびをともし続けよう。
そんな思いで芸術家たちとともに試行錯誤し、駆け抜けてきた2020年度のサザンクス筑後。
子どもたちとアーティストたちの心潤う時間の架け橋、そして芸術の希望ののろしとなるべく取り組んだ、コロナ禍での事業を紹介します。
小学校アウトリーチ事業
休校期間と重なり実施できていない学校や、時数不足で実施を見送った学校はありますが、他の地域に比べて比較的早く再開しています。
コロナ対策は学校の基準に応じて対応しました。
パントマイム映像製作
いつもであれば直接、幼稚園・保育園に伺いパフォーマンスを届けていますが、外部の人間を招くことができない園も多く、いつものパフォーマンスを軸に映像作品を製作しました。
ディレクション、撮影、編集まで行いました。
幼稚園・保育園へのオンラインコンサート
YouTube、zoomを使い、園児がいる幼稚園・保育園と、演奏者が居るサザンクス筑後をオンラインでつなぎライブ配信でコンサートをお届け。
演奏が届けられるだけでなく、子どもたちの様子は演奏者に届け、双方向の交流にこだわりました。
夏のちょこっとフェスティバル
2020年、子ども向けに「夏のちょこっとフェスティバル」を開催。 できる限り密閉空間を避けてロビーや、ホールを使用する場合も参加者を30人に限定するなど、感染症対策に気を配りながらも、閉塞感を感じる現状を緩和しました。
九管♡ファミリーコンサート with パントマイム
休館明け後、初めての主催コンサート。
1300キャパの客席を169席に限定して販売しました。
様々な事情から当日お越しになれない方向けに昼公演はライブ配信も。