こどものえんげきひろば　アドバンスクラス公演　カーテンコール！

～あらすじ～

ここは3月末で閉校する予定だった「萌木女学園高校」諸々の理由により卒業できなかった生徒たちのため、閉校を半年間伸ばし、校長から救済措置が告げられる。それは半年の間、外出・ネット・面会すべて禁止の共同生活を送り、朝から晩まで特別補講を受けられたら卒業を認めるというものだった。

「ワケアリ」学生たちは無事に卒業することができるのか…。

～再演にあたって～

冷和5年8⽉。開講25周年記念として公演した「カーテンコール！」は、予想を超える好評を得て幕を下ろしました。のち、「もう⼀度観たい。」もっと多くの⼈に観てほしい」「他の市町村でも公演してほしい」等の声があがりました。これは、作品そのものが現代社会を⽣きる⼦どもたちや若者たちに⼤きなメッセージを込めた作品であり、更には、多くの⼤⼈たちにとっても⾃らを振り返るといった内容であったからです。

令和６年度は、筑後市制70周年であり、「次世代の担い⼿である⼦どもたちの姿が⾒える周年事業」をとの⽅針のもと、またサザンクス筑後としても開館30周年を迎える中、この年度のスタートにふさわしい事業として

「⼦どもを真ん中」においた演劇公演を実現させるものです。

再演にあたっては、出演者は12⼈から14⼈となり、新たな「カーテンコール！」を上演します。作品上演をとおしてつながった仲間・友達を迎え、⾃分たちのすぐ隣に存在する現代社会を、等⾝⼤にて精⼀杯演じ、⽣きる糧とつなげていく⼦どもたちの姿にご期待ください。

脚本・演出／こどものためのえんげきひろば総括公益財団法⼈筑後市⽂化振興公社・事務局⻑                                                                                                                                                                                           久保⽥りき