春遠からじ!

2月4日の立春前にひな人形を展示しました。

15人揃いの七段飾りです。

男雛・女雛(おびな・めびな)のお内裏(だいり)様に、

三人官女の真ん中は眉なしでお歯黒(既婚者)、両側は向かって右は眉あり口閉じの本尺(長柄)を持つ未婚女性、左は眉あり口閉じで次尺。

楽器を演奏する五人囃子は袴(はかま)をはいて裃(かみしも)姿なので、江戸時代の武家の子供たち。

その下の黒と赤の随身(左右大臣)は、老人と若者です。

庭仕事を担当する三人の仕丁が持っているのは、ほうき・ちりとり・くまで。

お人形それぞれに意味がありますね。

もう少し暖かくなるとロビーに展示のひな人形見学も、近所の保育園・幼稚園からのおさんぽコースになります。