新型コロナ感染症が5類になっても、対面で接するコミュニケーションが減り、メールやリモートのやり取りが圧倒的に多くなっています。人と接する機会が少なくなると、出会いは時に緊張を生むこともあって、私たちは人前に出ることが憶病になりがちです。しかし思い切って会ってみると「あの人と会うと元気をもらえる」「あの人といるとほっとする」「あの人がそばにいてくれるだけでうれしい」こんな感情を与えてくれる人がきっと周りに見つかるはずです。ところが人間はなんとも我儘なもので、「大勢は嫌だ」でも「一人は寂しい」・・これもまた人間ですね。デジタル化により、生身の人間同士の交流が分断される中で、共に泣き笑い、怒ることが出来るアナログの良さを手放さず、ゆっくりと愚直に歩いて行くのも一案かもしれませんね。