皆さんの中には、自分の身体は硬いと思い込んでいる方がいらっしゃいませんか。諦めることはありません。ちょっとした工夫で身体が驚くほど柔らかくなる方法をお伝えしましょう。まず試しに何も考えず、これまでやって来たように前屈をしてみてください。両手の指先が床に着くように、頑張ってください。はいスタート!・・おっと!今、息を詰めて「アイテテ!イテテ!」と言いながら前屈をしましたね?実はこの声や言葉の出し方が、自分の身体を硬くしてしまう原因なんです。では今度は、甘えん坊の可愛い子猫ちゃんの鳴き声で、「にゃお~ん」と言いながら前屈をしてみてください。せ~の「にゃお~ん」。どうですか?さっきより身体がやわらかくなっていませんか?これはオノマトペと呼ばれる擬音語が人の身体に影響を及ぼして、やわらかくしてくれたからです。硬い声や言葉は、心と身体を閉ざしてしまいます。このところのコロナ禍により、人と人のコミュニケーションがギクシャクしているような気がしてなりません。お互いに柔らかい声と言葉を心がけて、思いやりを持って接していきたいものです。せ~の「にゃお~ん!」(笑)